TROPHYCAM治療

TROPHYCAMシステムについて(自費治療)

当院では、セラミックのかぶせ物を作製するために、TROPHYCAMシステムを使用しております。
以前は手作業で作られていましたが、TROPHYCAMシステムは設計から作製をコンピュータが自動でおこないます。治療もとても簡単です。歯を専用のカメラで撮影すると、3D画像としてパソコンの画面上に表示されます。それを患者様の歯型に合うように設計し、専用のマシンが作製します。治療のすべてを院内でおこなえるため、当日中にかぶせ物を装着することが可能です。また、ねんど状のもので、型を採るという事がないので、嘔吐反射がでにくいのも利点です。

特徴

1時間短縮

かぶせ物は院内で作製するため、治療から完成品の装着まで早ければ1時間ほどでできあがあります。そのため、当日中に治療が終わることもあり、通院の回数が少なく、患者様の負担も最小限に抑えられます。

2アレルギーフリーで安心

セラミックという、金属を含まない素材から作られます。そのため、金属アレルギーの方も、安心して装着できます。耐久性も種類によって差はありますが、非常に高く設定され、色合いや見た目が天然歯に近いことも特徴です。

3自費治療の負担減

かぶせ物の製作は、専用のマシンが自動でおこないます。そのため、人件費がかかりません。セラミックは種類によって高価な物もありますが技工士が作製したものと比べても、高品質でありながら、平均して2割程度安く提供することができるようになりました。

治療の流れ

1歯の撮影で型取り

かぶせ物を装着する予定の歯を削ったあと、3Dカメラを使って、お口の中を撮影します。患者様の歯型は、パソコンの画面上に3D画像として表示されます。撮影するだけですので、不快感なく、正確な歯型が得られます。

2コンピュータでかぶせ物の設計

撮影した歯のデータは、画面上であらゆる角度から歯の状態を確認できます。咬み合わせを考慮した理想の形に設計します。見た目にも配慮し、患者様の歯に合う色のセラミック素材を使用しますので、ご安心ください。

3マシンが自動で作製

ミリングマシンと呼ばれる専用の機械が、設計した歯型のデータと同じ形にセラミックを削ります。完成したかぶせ物は精度が非常に高く、患者様の歯に合わないという問題もほとんどありません。

4お口の中に装着

歯を削った部分に、作製したかぶせ物を装着します。咬み合わせを確認し、異常がなければ、すべての治療が終了します。歯を削ってから撮影し、作製、装着するまで最短1時間で終わります。


※現在コロナウイルス感染拡大防止のため、1日制作は行っておりません。落ち着きましたら再開致します。